外壁塗装で失敗しないためには?重要な色選びについてご紹介!
2024.01.11 (Thu) 更新
外壁塗装の色選びは、家の印象を大きく左右します。
ただ、色選びの際には単なる好みや流行に流されるのではなく、長期的な視点と環境への配慮が必要です。
そこで今回は、美観と実用性を両立させる外壁塗装の色選びの基本をご紹介します。
Contents
□外壁塗装の色選びの基本原則と注意点
*汚れの目立ちにくさと経年劣化
外壁は常に自然の影響を受けます。
グレーやクリーム系など、汚れが目立ちにくい色の選択が賢明です。
これらは自然汚れと色が融合しやすく、メンテナンスの手間を軽減します。
また、色の選択は、経年劣化のスピードにも影響します。
有機顔料を多く含む原色系は、色あせやつやの喪失が早まります。
例えば、紫外線に弱い赤系と比較して、青系は変色に強いとされています。
*周囲の景観への調和
住宅地域では、周囲の家々との調和も重要です。
極端に個性的な色よりも、地域の景観に溶け込む色の選択が望ましいでしょう。
*面積効果の理解
小さなサンプルと実際の外壁では、同じ色でも異なる印象を与えることがあります。
これは面積効果によるものです。大きなサンプルを使用して、実際の外壁に近い印象を確認することが重要です。
□外壁塗装の色選びでよくある5つの失敗とその回避方法
1:面積効果によるイメージの誤解
先述した通り、小さな色見本の印象と実際の外壁での印象が異なることがあります。
大きなサンプルを使用することで、より正確な印象を得られます。
2:色の組み合わせの失敗
色の組み合わせに失敗すると、見た目の調和が損なわれます。
暖色系と寒色系の不適切な組み合わせ、複数の色の乱用が一例です。
色の組み合わせはシンプルに保ち、配色パターンをカラーシミュレーションで確認することが大切です。
3:経年変化への配慮不足
色は時間と共に変化します。
特に白や黒などの色は、経年による変化が顕著です。
耐久性の高い塗料を選ぶことで、長期にわたる色の持続性を確保できます。
4:周囲の環境との不調和
周辺の家々や環境との調和を考慮しない色の選択は、景観を損ねる原因の1つです。
地域の景観ガイドラインに従い、周囲に溶け込む色を選ぶようにしましょう。
5:艶の有り無し
艶のある塗料と艶消し塗料では、外壁の印象が大きく変わります。
あらかじめ艶の種類を理解し、望む外観に合わせて選ぶことが重要です。
□まとめ
外壁塗装の色選びは、ただ美観を追求するだけではなく、実用性と周囲の環境に配慮した選択が求められます。
基本の理解と一般的な失敗の回避方法を押さえることで、長期的に満足できる外壁塗装を実現しましょう。
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