外壁のひび割れはどうすれば良い?種類や原因から補修方法までご紹介します!
2024.01.22 (Mon) 更新
「壁にひび割れを発見した場合どうすればいいのか」
「ひび割れを補修するとしたら、自分で直せるのか」
このようなことで、お悩みではないでしょうか。
外壁のひび割れは、単なる見た目の問題ではありません。
家の安全性や耐久性に大きく影響を及ぼすため、注意深く対処することが重要です。
今回は、外壁のひび割れの種類と原因を詳細に解説し、各種類の最適な補修方法を紹介します。
□外壁のひび割れ基礎知識!種類と原因を解説!
外壁のひび割れにはいくつかの主要な種類があります。
主な種類は「ヘアークラック」と「構造クラック」です。
さらに「乾燥クラック」「縁切れクラック」「開口クラック」といった特殊なタイプも存在します。
これらのひび割れは、経年劣化や地震による外的要因など、多岐にわたる原因で発生するものです。
種類別の原因や特徴をみていきましょう。
*ヘアークラック
ヘアークラックは、コンクリートやモルタルの外壁でよく見られます。
主に紫外線や乾燥による収縮・膨張が原因で、幅が0.3ミリメートル以下、深さが4ミリメートル以下の細かいひび割れが特徴です。
一般的には大きな心配は不要で、表面の塗装で対応できます。
ただし、施工時の塗料の乾燥期間が不適切な場合や塗料と素地の相性が悪い場合もあるため、施工会社と相談が必要です。
*構造クラック
構造クラックは、建物の構造自体に問題がある場合に発生します。
原因としては、地盤沈下や基礎の劣化、設計ミスなどが挙げられます。
構造クラックは、建物の安全性に直接関わるため、早急な補修が必要です。
ひび割れが深いため、塗装だけでは不十分で、シーリング剤を用いた専門的な処理が求められます。
□放置するとどうなる?外壁ひび割れのリスクを知ろう!
外壁のひび割れを放置すると、さまざまなリスクが生じます。
まず、雨漏りのリスクが挙げられます。
外壁の役割の一つは雨水を防ぐことですが、ひび割れを通じて水分が侵入すると、雨漏りの原因となってしまうもの。
また、建物の重要な構造部に水分が浸透すると耐久性の低下やコンクリートの爆裂現象など、建物の寿命に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
さらに、湿気によるカビやシロアリの発生も見過ごせないリスクです。
これらの害虫やカビは、住環境を悪化させるだけではありません。
家の強度を低下させ、最悪の場合は倒壊の危険さえも招く、見過ごせないものです。
ひび割れは、程度に合わせて必ず、補修をするようにしましょう。
□まとめ
外壁のひび割れは、見た目の問題を超え、家の安全性や耐久性に深刻な影響を与える問題です。
ヘアークラックや構造クラックなどの種類を正しく理解し、それぞれに適した補修方法を選ぶようにしましょう。
適切なメンテナンスと早期の対応が、家を長持ちさせる鍵です。
当社は、日立市地域密着でNo.1の外壁塗装専門店を目指し、これからも大切な住まいをお守りし続けます。
住宅だけでなく、倉庫や工場の大規模修繕にも対応できますので、お困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。