スレート瓦のデメリットとは?利用する際のポイントもご紹介!
2024.03.13 (Wed) 更新
スレート瓦という屋根材についてご存知でしょうか。
スレート瓦は多くの家で使われていますが、いくつかのデメリットも存在する屋根材です。
この記事では、スレート瓦のデメリットと維持管理におけるポイントについて紹介します。
□スレート瓦のデメリットとは?
では、スレート瓦のデメリットとは、具体的にどんなものなのでしょうか。
以下で、詳しく見ていきましょう。
*耐用年数の短さ
スレート瓦は他の屋根材に比べて耐用年数が短く、15年から20年程度です。
一方、ガルバリウム鋼板は20年から30年、瓦屋根は50年以上の耐用年数があります。
*災害時の脆弱性
台風や強風による飛来物によって容易に割れることがあり、紫外線の影響で劣化しやすいという特性があります。
*結露の問題
三層構造のスレート瓦は蒸れやすく、結露が発生しやすいです。
換気棟の設置が対策として有効です。
□スレート瓦を利用する際のポイント
スレート瓦を選択する場合、その長期的な維持管理に注意を払うことが不可欠です。
ここでは、スレート瓦を利用する際のポイントについて見ていきましょう。
1:定期的な劣化チェックの重要性
スレート瓦は他の屋根材料に比べて劣化が早く進む傾向にあります。
そのため、5年から10年ごとの定期メンテナンスが推奨されます。
このメンテナンスでは、色あせやひび割れ、剥がれなどの劣化状態をチェックし、必要に応じて修理や再塗装を行うことが大切です。
これにより、長期にわたる雨漏りの問題を未然に防ぎ、スレート瓦の寿命を延ばせます。
2:慎重な施工会社選び
スレート瓦のメンテナンスや修理を行う際には、施工会社選びが非常に重要です。
経験豊富で信頼できる施工会社を選ぶことにより、質の高いサービスと適切なメンテナンスを受けられます。
また、施工会社選びの際には、過去の実績や顧客からの評判を確認しましょう。
そして、見積もりや保証条件を事前に確認し、透明性の高いコミュニケーションを心がけることも大切です。
□まとめ
スレート瓦は初期費用が低い反面、短い耐用年数と災害時の脆弱性、結露の問題などのデメリットがあります。
これらを理解し、適切な維持管理と信頼できる施工会社選びによって、スレート瓦の長期的なコストを最適化できます。
スレート瓦を屋根材として選ぶ際は、この記事を参考に検討してみてくださいね。
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