ウッドデッキを美しく保つ!防水塗装のタイミングと最適な塗料の選び方
2024.06.18 (Tue) 更新
美しいウッドデッキは、住まいの価値を高め、豊かな生活空間を創り出す魅力的な要素です。
しかし、屋外に設置されたウッドデッキは、風雨にさらされ、時間の経過とともに色あせや腐食などの劣化が生じます。
せっかくのウッドデッキを長く美しく保つためには、適切なメンテナンスが欠かせません。
その中でも、最も効果的なメンテナンス方法の一つに、防水塗装があります。
この記事では、ウッドデッキの防水塗装について、そのタイミングの見極め方から最適な塗料の選び方まで、詳しく解説していきます。
Contents
□ウッドデッキの防水塗装のタイミングの見極め方
1:色あせ
ウッドデッキは、太陽光に含まれる紫外線に常に晒されているため、時間の経過とともに色が褪せていきます。
新築当初と比べて、色が薄くなったり、部分的に色が濃くなったりしている場合は、塗膜の保護力が低下しているサインです。
この段階で塗装を行うことで、木材の劣化を抑制し、美しい色合いを長く保つことができます。
2:コケ・カビの繁殖
ウッドデッキの表面に、黒や緑の斑点状のものが発生している場合は、コケやカビが繁殖している可能性があります。
コケやカビは、木材に水分が染み込むことで発生し、放置すると木材の腐敗を招く原因となります。
表面に付着したコケやカビは、高圧洗浄などで落とすことができますが、木材内部にまで侵入している場合は、塗装が必要となります。
3:塗膜の剥がれ
ウッドデッキの塗膜が剥がれている場合は、木材が保護されなくなっており、雨水や紫外線による劣化が進行しているサインです。
塗膜が剥がれている部分から、木材が腐り始めたり、シロアリが発生する可能性も考えられます。
塗膜の剥がれが見られる場合は、早めに塗装を行うことで、木材の腐敗を防ぎ、安全なウッドデッキを維持することができます。
□ウッドデッキ塗装に最適な塗料選び
1:浸透型塗料
浸透型塗料は、木材の内部に浸透し、木材を内部から保護するタイプの塗料です。
塗膜を作らないため、木目を生かした自然な仕上がりになります。
また、木材の呼吸を妨げないため、木材の耐久性を高める効果も期待できます。
浸透型塗料は、新築のウッドデッキや、木材の保護を目的としたメンテナンスに適しています。
2:造膜型塗料
造膜型塗料は、木材の表面に塗膜を作り、外部からの影響から木材を守るタイプの塗料です。
塗膜によって、木材の表面が保護されるため、浸透型塗料よりも耐久性が高いのが特徴です。
しかし、塗膜によって木目が隠れてしまうため、自然な木目を生かした仕上がりを求める場合は、適していません。
造膜型塗料は、既存のウッドデッキの塗り替えや、耐久性を重視するメンテナンスに適しています。
3:塗料の種類と選び方
塗料には、水性塗料と油性塗料があります。
水性塗料は、水で薄めて使用する塗料で、臭いが少なく、環境にも優しいのが特徴です。
一方、油性塗料は、シンナーで薄めて使用する塗料で、水性塗料よりも耐久性が高いのが特徴です。
□まとめ
ウッドデッキの防水塗装は、木材の劣化を防ぎ、美しい状態を長く保つための重要なメンテナンスです。
塗装のタイミングは、色あせ、コケ・カビの繁殖、塗膜の剥がれなどの劣化症状を参考に判断しましょう。
塗料は、浸透型と造膜型の2種類があり、それぞれの特性を理解した上で、ウッドデッキの状態や用途に合わせて適切な塗料を選びましょう。
適切なタイミングで、適切な塗料を使用して塗装を行うことで、ウッドデッキを美しく、そして長く使い続けることができます。
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