コーキングの汚れの落とし方とは?コーキングの役割も紹介!
2024.06.30 (Sun) 更新
家のメンテナンスを自分で行いたいと考えているあなた、コーキングの汚れに悩んでいませんか。
コーキングは、家の防水や保護に重要な役割を果たしますが、時間とともに劣化し、汚れが目立ってくるものです。
この記事では、コーキングの基本知識から、安全で効果的な汚れの落とし方まで、自宅でできるコーキングの清掃方法を紹介します。
Contents
□コーキングの役割と特性とは?
コーキングは、屋根や外壁の仕上げに使われる材料で、別名「シーリング」とも呼ばれます。
コーキングの主な役割は、防水とクッション材です。
雨水や湿気を侵入させない防水効果によって、建物の耐久性を高めます。
また、硬い素材同士の接合部を保護し、衝撃や振動による破損を防ぐクッション材としての役割も担っています。
1:コーキングの劣化と汚れの原因
コーキングは、年月が経つにつれて劣化し、ひび割れや破断が発生します。
特に、外壁の目地のコーキングは、可塑剤(かそざい)と呼ばれる成分が劣化と共に表面に浮き出て、黒く汚れる特徴があります。
可塑剤は、コーキングを柔らかくするために配合されている成分ですが、これが空気中の汚れや水分と反応することで、黒ずみや変色を引き起こします。
この現象は「ブリード現象」と呼ばれています。
2:コーキングの劣化を防ぐために
コーキングの劣化を遅らせるためには、定期的なメンテナンスが重要です。
特に、ひび割れや破断が発生している場合は、早急に補修する必要があります。
また、コーキングの汚れを落とすことで、美観を保ち、劣化を遅らせる効果も期待できます。
□コーキングの効果的な汚れ落とし方
コーキングの汚れを落とす方法は、汚れの程度や場所によって異なります。
簡単な汚れであれば、DIYで落とすことができますが、頑固な汚れや高所にあるコーキングの場合は、専門業者に依頼する必要があるでしょう。
1:DIYで落とせる汚れ
ホコリや排気ガス、カビなどの軽い汚れは、外壁用洗浄剤やカビ取り剤を使用することで落とすことができます。
ただし、研磨剤入りの洗浄剤は、コーキングの塗膜を傷める可能性があるため、研磨成分の入っていないものを選ぶようにしましょう。
2:高圧洗浄機を活用する
手洗いでは落ちない汚れには、高圧洗浄機を使用すると効果的です。
高圧洗浄機には、ガソリンエンジン式、インダクションモーター式、ユニバーサルモーター式の3種類があります。
それぞれ、使える場所や音の大きさ、価格帯などが異なるため、用途や環境に合わせて適切な機種を選びましょう。
3:専門業者に依頼する
高圧洗浄機でも落ちない頑固な汚れや、高所にあるコーキングの場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
専門業者は、バイオ洗浄など、効果的な洗浄方法を用いて、コーキングの汚れを落とすことができます。
また、外壁塗装などの他のメンテナンスと同時に行うことで、コストを抑えることも可能です。
□まとめ
コーキングは、家の防水や保護に重要な役割を果たすため、定期的なメンテナンスが必要です。
コーキングの汚れは、DIYで落とすこともできますが、頑固な汚れや高所にある場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
適切な方法でメンテナンスを行うことで、コーキングの寿命を延ばし、建物の美観と耐久性を保つことができます。
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