外壁のひび割れは放置すると危険!ひび割れの種類別の原因とDIYできる補修について
2024.07.15 (Mon) 更新
ふとマイホームの外壁を見た時に、ひび割れを発見して、不安を感じた経験がある方は少なくないのではないでしょうか。
外壁のひび割れは、放置すると雨漏りや建物の強度低下に繋がる可能性もあるため、適切な対処法を知っておくことが大切です。
そこで、今回の記事では、外壁のひび割れの種類別の原因と、DIYで補修できるひび割れについてご紹介します。
Contents
□外壁のひび割れの原因とは
ここでは、外壁のひび割れの種類とその原因を簡単にご説明します。
1:ヘアクラック
ヘアクラックは、髪の毛ほどの細さのひび割れで、塗膜の経年劣化が主な原因です。
外壁の塗膜は、紫外線や雨風などの影響を受け、時間の経過とともに劣化していきます。
劣化が進むと、壁材の膨張と収縮に耐えられなくなり、塗膜にひび割れが生じます。
2:乾燥クラック
乾燥クラックは、モルタルをはじめとする壁材が乾燥する際に水分が蒸発し、収縮することで発生します。
クラックの幅は狭く、完全に乾燥すればそれ以上広がることはありません。
3:構造クラック
構造クラックは、建物の構造的な問題や地盤沈下などが原因で発生する、幅が広く深いひび割れです。
放置すると建物の強度が低下し、倒壊の危険性もあるため、早急に専門業者に相談する必要があります。
4:縁切れによるクラック
縁切れによるクラックは、モルタルなどの塗装を一時中断したり、部分的に塗り直したりする際にできた継ぎ目から発生するひび割れです。
塗装の際に、継ぎ目の処理が適切に行われていないと、このタイプのひび割れが発生する可能性があります。
□外壁のひび割れは自分で補修できる?
外壁のひび割れは、状況によってDIYで補修できる場合と、そうでない場合があります。
ここでは、DIYで補修できる範囲とその方法・簡単な流れを解説します。
1:DIYで補修できるひび割れ
DIYで補修できるのは、幅が0.3mm以下のヘアクラックと呼ばれるひび割れです。
ひび割れの幅を確認するには、ホームセンターで販売されている「クラックスケール」が便利です。
2:DIY補修の方法
DIYでの補修方法は、ひび割れにシーリング材を充填する方法が一般的です。
シーリング材は、ホームセンターで購入できます。
シリコーン系のシーリング材は外壁のひび割れ修理には適していないため、アクリル系やウレタン系のシーリング材を選びましょう。
3:DIY補修の手順
・ひび割れの周囲や内部を水洗いする。
・ひび割れにシーリング材を充填する。
・ヘラを使って表面をならす。
・完全に乾燥するまで待つ。
□まとめ
外壁のひび割れは、放置すると雨漏りや建物の強度低下に繋がる可能性があるため、適切な対処が必要です。
ひび割れの原因や種類によって、DIYで補修できる場合と、そうでない場合があります。
DIYで補修する場合は、ひび割れの幅を確認し、適切な方法で補修を行うようにしましょう。
日立市周辺にお住まいの方で、ご自宅の屋根や外壁の状況について不安を感じている方がいましたら、ぜひ一度当社までご相談ください。
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