外壁材はガルバリウムとサイディングどっち?特徴やメリット・デメリットを解説
2024.11.22 (Fri) 更新
これからマイホームを建てたり、リフォームを検討している方は、外壁材選びに頭を悩ませているのではないでしょうか。
外壁材は、家の顔ともいえる重要な部分です。
デザイン性だけでなく、耐久性やメンテナンスのしやすさなど、様々な要素を考慮して選ぶ必要があります。
特に人気が高い外壁材として、ガルバリウムとサイディングが挙げられます。
今回は、ガルバリウムとサイディングそれぞれの特徴、メリット・デメリット、費用などを比較し、それぞれの外壁材が向いている人、おすすめな用途を分かりやすく解説していきます。
Contents
外壁材はガルバリウムとサイディングのどっち?
外壁材として人気が高いガルバリウムとサイディング、それぞれの特徴を解説していきます。
1: ガルバリウムとは。
ガルバリウムとは、アルミニウムと亜鉛合金でめっき加工を施した金属鋼板のことです。
「アルミ亜鉛合金めっき鋼板」とも呼ばれ、優れた耐食性と耐久性を持ち、近年人気が高まっている外壁材です。
2: サイディングとは。
サイディングとは、建物の外壁に貼る仕上げ用の板材のことです。
セメント質原料、繊維質原料を混合成型し薄い板状に加工した外壁材で、製造過程で窯の中で高熱処理されるため、「窯業系」と呼ばれています。
1990年代以降、外壁仕上げの主流になり、8割程度のシェアとなっています。
ガルバリウムとサイディング、それぞれの特徴を比較
ガルバリウムとサイディングはどちらも人気のある外壁材ですが、素材や特徴が異なります。
それぞれのメリット・デメリットを比較することで、どちらが自分の家に適しているのか判断できるでしょう。
1: ガルバリウムのメリット
・耐久性が高い
ガルバリウムは、金属素材のため、耐久性に優れ、サビに強いという特徴があります。
一般的なサイディングよりも長持ちし、メンテナンスの頻度も少なく済みます。
・デザイン性の高さ
ガルバリウムは、金属ならではのシャープなデザインだけでなく、木目調やレンガ調など、様々なデザインがあります。
そのため、モダンなデザインから和風なデザインまで、幅広い住宅に合わせることができます。
・軽量で耐震性が高い
ガルバリウムは、サイディングに比べて軽量です。
そのため、地震などの災害に強いというメリットがあります。
2: ガルバリウムのデメリット
・初期費用が高い
ガルバリウムは、サイディングに比べて、初期費用が高額です。
ただし、耐久性が高いので、長期的に見ると、メンテナンス費用を抑えることができます。
・施工が難しい
ガルバリウムは、金属素材のため、サイディングに比べて施工が難しいです。
そのため、専門的な知識と技術を持った施工業者に依頼する必要があります。
3: サイディングのメリット
・価格が安い
サイディングは、ガルバリウムに比べて、価格が安価です。
そのため、予算を抑えたい方におすすめです。
・デザインのバリエーションが豊富
サイディングは、木目調、レンガ調、タイル調など、様々なデザインがあります。
そのため、自分の好みのデザインを見つけることができます。
・施工がしやすい
サイディングは、ガルバリウムに比べて、施工が簡単です。
そのため、比較的短期間で工事を終えることができます。
4: サイディングのデメリット
・耐久性が低い
サイディングは、ガルバリウムに比べて、耐久性が低いです。
そのため、定期的なメンテナンスが必要です。
・防水性が低い
サイディングは、ガルバリウムに比べて、防水性が低いです。
そのため、雨漏りなどのトラブルが発生する可能性があります。
まとめ
ガルバリウムとサイディングは、それぞれメリット・デメリットがあります。
ガルバリウムは、耐久性、デザイン性、耐震性などに優れていますが、初期費用が高く、施工が難しいというデメリットがあります。
一方、サイディングは、価格が安く、デザインのバリエーションが豊富で、施工がしやすいというメリットがありますが、耐久性や防水性が低いというデメリットがあります。
どちらの外壁材を選ぶかは、予算、デザイン、耐久性など、様々な要素を考慮して決める必要があります。
自分の家の条件やニーズに合った外壁材を選び、快適な住まいを実現しましょう。
当社は戸建ての外壁塗装はもちろん、倉庫・工場・マンション・アパートなどの大規模修繕にも対応しております。
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