大規模修繕でベランダはどうなる?工事内容と居住者の注意点
2025.01.18 (Sat) 更新
マンションの大規模修繕は、居住者にとって大きなイベントです。
特にベランダは、洗濯物干しやちょっとした休憩など、日常的に利用する場所だけに、修繕工事に関する不安も多いのではないでしょうか。
工事の内容や、居住者側が準備すべきことについて、疑問を解消できるよう解説します。
Contents
マンション大規模修繕ベランダ工事の準備と注意点
ベランダの片付けは何をどうすれば良い?
ベランダにある荷物は、基本的に全て室内に移動させましょう。
植木鉢やプランター、物干し台、椅子、テーブルなどの私物、人工芝やタイルなども撤去が必要です。
エアコンの室外機は、多くの場合そのままでも問題ありませんが、念のため管理組合や施工会社に確認しましょう。
室内に置けないものについては、トランクルームを借りる、友人知人に預ける、管理組合が用意する一時保管場所を利用するなどの方法があります。
大型のものは、施工会社に相談して専門業者に依頼することも可能です。
不要なものは、事前に処分しておきましょう。
マンションによっては、共用部に一時保管場所やゴミコンテナが設置される場合もあります。
網戸の取外し方法と保管方法
ベランダの網戸は、サッシ周りの修繕作業の邪魔になるため、事前に取り外す必要があります。
多くの場合、ドライバーを使って「外れ止め」を外し、「脱輪防止機構」を解除することで取り外せます。
具体的な手順は、網戸の種類によって異なりますので、事前に確認するか、管理組合や施工会社に問い合わせてみましょう。
取り外した網戸は、室内で安全に保管しましょう。
保管用の袋が支給されるケースも多いです。
洗濯物干しはどうすれば良い?
ベランダの工事期間中は、洗濯物が干せない期間があります。
室内干しで対応するか、コインランドリーを利用するなどの対策が必要になります。
工事期間や使用制限については、事前に管理組合や施工会社から連絡がありますので、確認しておきましょう。
工事期間中のベランダ使用制限について
ベランダの使用制限期間は、工事の内容や規模によって異なりますが、通常は1~2週間程度です。
荷物を戻せるのは、工事終了から数ヶ月後になることが多いです。
具体的な期間は、管理組合や施工会社からの連絡を待ちましょう。
エアコン室外機などの対応
エアコンの室外機は、多くの場合、そのままにしておいても問題ありません。
ただし、作業の邪魔になる場合は、施工会社が移動させることもあります。
念のため、事前に管理組合や施工会社に確認しておきましょう。
マンション大規模修繕ベランダ工事の種類と内容
防水工事の種類と特徴
ベランダの防水工事には、ウレタン防水、FRP防水、シート防水などがあります。
それぞれの工法には、耐用年数や費用、メリット・デメリットがあります。
どの工法が採用されるかは、マンションの築年数や管理組合の判断によって異なります。
シーリング工事の内容と重要性
シーリング工事は、サッシや建具周りのゴム状の防水材を打ち替える工事です。
雨漏りを防ぐ上で重要な工事であり、網戸を取り外してから行われます。
外壁塗装とベランダへの影響
外壁塗装工事中は、ベランダの使用が制限される場合があります。
塗料の飛散を防ぐため、ベランダへの出入りが制限されたり、洗濯物が干せなくなったりする可能性があります。
その他ベランダで行われる工事
ベランダでは、防水工事やシーリング工事以外にも、タイル補修、高圧洗浄など様々な工事が行われます。
これらの工事によって、騒音やホコリが発生する場合があります。
まとめ
マンションの大規模修繕におけるベランダ工事は、居住者の協力が不可欠です。
事前にベランダの片付け、網戸の取外し、洗濯物干しの代替策などを準備しておきましょう。
工事期間中の使用制限についても、管理組合や施工会社からの連絡をしっかり確認することが重要です。
防水工事の種類や費用、その他の工事内容についても理解しておけば、不安なく修繕工事に臨めます。
工事に関する不明点は、管理組合や施工会社に積極的に質問し、疑問を解消しておきましょう。
スムーズな工事進行のために、居住者と管理組合、施工会社間の連携が大切です。
当社は戸建ての外壁塗装はもちろん、倉庫・工場・マンション・アパートなどの大規模修繕にも対応しております。
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