外壁塗装で失敗しない!艶あり・艶なし塗料の選び方とは?
2025.05.12 (Mon) 更新
外壁塗装を検討されている皆さん、色選びと同じくらい重要なのが「艶」の選択です。
艶ありと艶なし、どちらにすれば良いのか迷っていませんか?艶によって家の印象は大きく変わり、耐久性やメンテナンスのしやすさにも影響します。
今回は、艶ありと艶なしの違い、メリット・デメリット、そして最適な艶の選び方について、分かりやすくご紹介します。
後悔のない選択をするために、ぜひ最後までお読みください。
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外壁塗装艶あり艶なし徹底比較ガイド
艶ありと艶なしの違いとは何か?
艶ありと艶なしは、塗料が乾燥した後の光沢の度合いを示します。
艶ありは光沢が強く、ピカピカとした仕上がりになり、艶なしは光沢が少なく、マットな仕上がりになります。
この光沢の度合いは、グロス値(光沢度)という数値で表されます。
グロス値が高いほど艶があり、低いほど艶がありません。
グロス値による艶の5段階分類
グロス値による艶の分類は、一般的に以下の5段階に分けられます。
・艶なし(5%以下):ほぼ光を反射せず、落ち着いた雰囲気。
和風住宅やモルタル外壁によく合います。
・3分艶(約15%):控えめな光沢で、マットに近い質感。
上品で落ち着いた印象を与えます。
・5分艶(約35%):程よい艶感で、落ち着いた仕上がり。
多くの住宅に馴染みやすいです。
・7分艶(約60%):適度な光沢があり、明るく輝く印象。
上品な輝きを演出します。
・艶あり(70%以上):鏡面のような光沢があり、新築のような仕上がり。
明るく清潔感のある印象を与えます。
艶あり外壁塗装のメリットデメリット
艶あり外壁塗装のメリットは、耐久性・耐候性が高く、汚れが付きにくいことです。
セルフクリーニング効果も期待でき、メンテナンスの手間を軽減できます。
また、塗料の種類が豊富で、選択肢が多いのもメリットです。
デメリットとしては、光の加減で眩しく感じたり、外壁の凹凸が目立ちやすかったりすることがあります。
また、経年劣化で艶が薄れてくる点にも注意が必要です。
艶なし外壁塗装のメリットデメリット
艶なし外壁塗装のメリットは、落ち着いた高級感のある仕上がりになることです。
和風住宅やモルタル外壁との相性も良く、上品な雰囲気を演出できます。
経年劣化が目立ちにくいのもメリットです。
デメリットとしては、汚れが付きやすく、こまめなメンテナンスが必要になる点です。
また、耐久性がやや低く、塗り替え頻度が高くなる可能性があります。
外壁塗装艶あり艶なしどちらを選ぶ?最適な艶の選び方
家のデザインや雰囲気との調和
家のデザインや雰囲気に合った艶を選ぶことが大切です。
例えば、和風住宅には艶なし、モダンな住宅には艶ありの方が合うでしょう。
既存の外壁材の色や質感も考慮しましょう。
住環境とメンテナンスのしやすさ
住環境も艶選びの重要な要素です。
日当たりが良い場所や、ホコリや汚れが多い場所では、汚れが目立ちにくい艶ありの方が適しているかもしれません。
一方、メンテナンスの手間を省きたい場合は、汚れが目立ちにくい艶ありを選ぶのがおすすめです。
予算と耐久性のバランス
艶あり塗料の方が一般的に耐久性が高いため、長期的なコストパフォーマンスが良い場合があります。
しかし、艶なし塗料でも高耐久な製品は存在します。
予算と耐久性のバランスを考えて選びましょう。
塗料の種類による艶の特徴
塗料の種類によっても艶の特性は異なります。
シリコン塗料やフッ素塗料は艶ありのものが多く、アクリル塗料は艶なしの選択肢も多いです。
それぞれの塗料の特徴を理解し、最適なものを選びましょう。
業者への相談と情報収集の重要性
最終的な決定は、専門業者に相談して行うことをお勧めします。
業者とじっくり相談し、自分の希望や家の状況を伝え、最適な艶と塗料を選びましょう。
まとめ
外壁塗装の艶選びは、家のデザイン、住環境、予算、耐久性など、様々な要素を考慮する必要があります。
艶ありは耐久性と美観に優れ、艶なしは落ち着いた雰囲気を演出します。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、専門業者と相談しながら、最適な艶を選び、後悔のない外壁塗装を実現しましょう。
艶の度合いはグロス値で確認し、塗料の種類によって艶の選択肢も変わるため、事前に情報を集め、業者と十分に話し合うことが重要です。
最終的には、ご自身の好みと家の雰囲気を調和させることが大切です。
色見本を様々な光の下で確認し、イメージをしっかりと固めてから決めることをお勧めします。
当社は戸建ての外壁塗装はもちろん、倉庫・工場・マンション・アパートなどの大規模修繕にも対応しております。
日立市周辺で外壁塗装や大規模修繕でお困りの方は、お気軽にご相談ください。