屋根塗装の塗り替えタイミングは?劣化症状と寿命から最適な時期を見極める方法を紹介
2025.08.17 (Sun) 更新
屋根は家の大切な屋根です。
長年風雨にさらされ、知らないうちに傷んでいるかもしれません。
いつまでも安心して暮らすためには、屋根のメンテナンスが欠かせません。
でも、一体いつ塗り替えればいいのでしょうか?
10年?
それとももっと早く?
実は、明確な答えはありません。
そこで、この記事では、屋根塗装の最適なタイミングを見極めるための方法をご紹介します。
Contents
屋根塗装の最適なタイミングとは
屋根材の耐用年数と塗装時期
屋根材の種類によって、塗装の目安となる耐用年数は大きく異なります。
例えば、トタン屋根は7~10年、スレート屋根は8~15年、セメント瓦は10~20年、ガルバリウム鋼板は10~25年、粘土瓦はなんと30年以上とされています。
これはあくまで目安であり、実際の耐用年数は、設置場所の環境や施工状況などによって変化します。
屋根の劣化症状による判断
耐用年数だけでなく、屋根の劣化状況を丁寧に確認することも非常に重要です。
なぜなら、環境によって劣化のスピードは大きく変わるからです。
では、具体的にどのような点に注目すればよいのでしょうか。
屋根塗装の塗り替え時期の見極め方
色あせのチェックポイント
屋根の色が、新築時と比べて明らかにくすんでいたり、色が変わっていたりする場合は、塗膜の劣化が始まっているサインです。
すべての屋根材で起こりうる現象です。
まだ初期段階であれば、すぐに塗装する必要はありませんが、定期的に状態をチェックし、劣化の進行状況を把握しましょう。
コケカビの発生状況
コケやカビは、美観を損なうだけでなく、悪臭の原因にもなります。
粘土瓦やアスファルトシングル屋根に多く見られます。
高圧洗浄で除去できる場合もありますが、洗浄しても落ちない場合は、塗装が必要となるでしょう。
ひび割れや腐食の確認方法
ひび割れは、雨漏りや錆びの原因となります。
特にスレート、セメント瓦、粘土瓦で発生しやすいです。
小さなひび割れでも、雨水の侵入を防ぐために早めの対応が必要です。
また、トタンやガルバリウム鋼板などの金属屋根では、錆びに注意しましょう。
錆びは屋根材に穴をあけてしまうため、発見したらすぐに塗装することをお勧めします。
まとめ
屋根塗装のタイミングは、屋根材の種類による耐用年数と、色あせ、コケ・カビ、ひび割れ、錆び、塗膜の剥がれ、屋根材の破損といった劣化状況の両方から判断する必要があります。
8年を目安に劣化状況を確認し、必要に応じて塗装を検討しましょう。
ただし、粘土瓦など長持ちする屋根材の場合は、20年以上経っても問題がないケースもあります。
定期的な点検と、専門会社への相談を検討することで、安心安全な住まいを守りましょう。
早めの対処で、高額な修理費用を抑えることも可能です。
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