外壁ヒビの原因から修理時の注意点までの完全ガイド!
2023.11.03 (Fri) 更新
外壁のヒビにお悩みの方はいらっしゃいますか。
実は、ヒビの原因には様々な種類があり、どのくらいの危険度に相当するかも異なります。
また、原因がわかったあとの対応も重要で業者選びも鍵を握ります。
そこで今回は、外壁のヒビの原因と注意点、業者選びについて紹介します。
Contents
□外壁ヒビの原因とその種類
外壁のヒビ割れのことを別名「クラック」と呼びます。
クラックの種類別にひび割れの原因も異なるため、いくつか紹介します。
1.ヘアクラック
髪の毛の太さと同じくらいの厚みのヒビなので、ヘアクラックと呼ばれ幅は0.3mm以下です。
このクラックの原因は、塗膜の劣化で壁材の膨張と収縮に耐えられなくなることです。
年月が経つと古くなった塗膜がその動きに耐えられない場合や、外壁塗装の段階で下塗りが不十分な状態で重ね塗りを繰り返す作業ミスによっても発生します。
2.乾燥クラック
これは、モルタルが乾燥するときに水分が蒸発してしまい、収縮することで起こります。
クラックの幅は狭く、性質上モルタルに発生しやすい特徴があります。
しかし、完全に壁材が乾いていれば、それ以上広がることはありません。
3.構造クラック
構造クラックは、構造に問題がある場合や地盤沈下が原因で起こるためヒビの幅が広く深さもあり、建物の強度が下がっている状態のことを言います。
放置すると、倒壊の可能性もあり素早い対応が必須です。
また、建物の欠陥以外にも地震の影響で建物に強い力が加わって歪んでしまうことによっても発生します。
4.縁切れによるクラック
モルタル塗装を一時的に中断して部分的に塗り直すことが原因で起こるのが、縁切れクラックです。
中断してしまうと、塗装部分の前後で乾燥の進み具合に違いが出てヒビ割れが発生します。
□外壁ヒビ修理時の注意点と業者選び
*保険が使えるかどうかの確認
保険を使うことで外壁補修に関してお金がもらえることがあります。
使える可能性のある保険は、住宅火災保険や総合保険です。
しかし、塗装に関しては保険が下りないこともあるため必ず使えるというわけではありません。
*優良な業者選び
外壁の業者の中でも、悪徳な業者もあるため騙されないように注意しましょう。
例えば、大手と同価格のオリジナル塗料で耐用年数が明らかに長いものを勧めてくることがあります。
大手メーカーが使う塗料は最高の性能を持ち、それを上回るオリジナル製品が存在するはずはありません。
また、3回塗りが必要な工事を2回で終わらせるようなプランを勧めてくることや、下地処理が不十分なまま塗装するような業者もあるので注意しましょう。
□まとめ
今回は、外壁のヒビの原因と注意点、業者選びについてご紹介させていただきました。
ヒビの種類は様々ありますが、場合によっては早急な対応が求められる場合もあります。
後悔する前にこの記事を読んで対処しておきましょう。
当社では、塗装のプロがお客様の立場でおうちのことを考え、分かりやすく提案させていただきます。
日立市周辺で、外壁についてお悩みの方は住宅に限らず、大規模工事にも対応しているためぜひご相談ください。