外壁の部分補修で安心するために!特徴や費用をおさえるためのポイントを解説
2024.12.30 (Mon) 更新
長く安心して暮らすためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが欠かせません。
しかし、外壁全体を塗り替えるのは費用も時間もかかりますよね。
そんな時、注目したいのが「外壁部分補修」です。
今回は、外壁部分補修が必要なサイン、適切な対処法、費用、業者選びのポイントなどを解説します。
小さな傷や劣化を見逃さず、適切な対処をすることで、家の寿命を延ばし、安心して暮らせる住まいを守りましょう。
Contents
外壁部分補修が必要なサインと適切な対処法
外壁の劣化症状チェックリスト
・ひび割れ
目に見える亀裂。
幅や深さによって、対処法が異なります。
・剥がれ
塗膜の剥がれやサイディング材の剥がれ。
雨漏りの原因となる可能性があります。
・チョーキング
外壁表面を触ると白い粉が付く現象。
塗膜の劣化を示しています。
・カビ・藻
黒ずみや緑色の汚れ。
見た目の悪さだけでなく、建物の腐食にも繋がります。
・シーリングの劣化
コーキング材のひび割れや剥がれ。
防水機能の低下を示しています。
・凹み・欠け
外壁材の破損。
衝撃や劣化によって生じます。
・反り
サイディング材の反り。
ビスのゆるみや劣化が原因です。
これらの症状が見られたら、早めの点検・補修をおすすめします。
症状が軽微なうちは部分補修で済みますが、放置すると大規模な修繕が必要になる可能性があります。
部分補修のメリットとデメリット
部分補修は、外壁全体を改修するよりも費用と工期を抑えられるメリットがあります。
しかし、部分的な補修では、根本的な原因の解決ができない場合や、見た目上の仕上がりに差が出てしまう可能性もあります。
1:メリット
・費用を抑えられる:外壁全体を改修するよりも安価です。
・工期が短い:大規模な工事と比べて、短期間で完了します。
・生活への影響が少ない:工事期間が短いので、生活への影響を最小限に抑えられます。
2:デメリット
・根本原因の解決ができない場合がある:表面的な修繕にとどまり、原因が解決しない可能性があります。
・見た目上の仕上がりに差が出る場合がある:周囲との色合いや質感の差が目立つ可能性があります。
・再発の可能性がある:適切な処置がなされていない場合、同じ箇所の劣化が再発する可能性があります。
DIYと業者依頼の比較検討
外壁部分補修は、簡単なものならDIYで対応できる場合もあります。
しかし、高所作業が必要な場合や、専門的な知識・技術が必要な場合は、業者に依頼することをおすすめします。
外壁部分補修の方法
主な工事方法と特徴
外壁部分補修の方法は、劣化状況や素材によって異なります。
主な方法と特徴を以下にご紹介します。
・ひび割れ補修
ひび割れに専用の補修材を充填し、亀裂を修復します。
・コーキング補修(シーリング)
外壁材の継ぎ目などに充填されたコーキング材の劣化を補修します。
「打ち替え」と「増し打ち」の2種類があります。
「打ち替え」は古いコーキング材を完全に除去してから新しい材を充填するのに対し、「増し打ち」は既存のコーキング材の上から新しい材を充填します。
外壁部分補修にかかる費用を抑えるための工夫
・軽微な劣化は自分で補修する
簡単な補修であれば、DIYで対応することで費用を抑えることができます。
・補修範囲を限定する
必要最小限の範囲で補修することで、費用を抑えることができます。
・時期を選ぶ
オフシーズンに依頼することで、費用を抑えることができる場合があります。
・材料を自分で用意する
材料を自分で用意することで、費用を抑えることができます。(ただし、専門知識が必要です。)
まとめ
外壁部分補修は、費用や時間を抑えながら、建物の状態を維持するための有効な手段です。
しかし、適切な判断と施工が重要です。
今回は紹介したチェックリストや、DIYと業者依頼のメリット・デメリットを参考に、ご自宅の状況に最適な方法を選択してください。
軽微な劣化であればDIYも可能ですが、高所作業や専門的な技術が必要な場合は、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。
早めの対処が、建物の寿命を延ばし、安心して暮らせる住まいを守ることにも繋がります。
見積もりを依頼し、費用や施工内容を比較検討することで、最適な選択ができるでしょう。
定期的な点検と適切なメンテナンスを心がけ、快適な住まいを長く保ちましょう。
当社は、自社足場により中間コストを省き、低価格で高品質な施工を実現しております。
また、倉庫・工場・マンション・アパートなどの大規模修繕にも対応しております。
日立市周辺で外壁塗装や修繕でお困りの方はぜひ当社までご相談ください。