サイディングの割れ・補修方法!安心安全な住宅維持のために
2025.01.03 (Fri) 更新
戸建て住宅のオーナーにとって、家のメンテナンスは大きな関心事ですよね。
特に、外壁に目立つサイディングのひび割れは、不安を感じさせる原因の一つです。
放置すると雨漏りや建物の劣化につながる可能性もあり、早めの対処が大切です。
今回は、サイディングのひび割れに関する原因、種類、そして適切な補修方法について解説します。
Contents
サイディングの割れ・補修方法の基礎知識
サイディングのひび割れの種類と原因
1:経年劣化によるひび割れ
長年の風雨や紫外線による劣化、建物の伸縮によるひび割れなどが含まれます。
これは、時間の経過とともに徐々に発生するもので、小さなひび割れから始まり、放置すると大きくなる可能性があります。
特に、シーリング材の劣化は、雨水の浸入経路となりやすく注意が必要です。
2:外的要因によるひび割れ
地震や台風などの自然災害、あるいは近隣工事による振動などが原因で発生するひび割れです。
これは、突然発生することが多く、大きなひび割れになる可能性があります。
また、施工不良によるひび割れも含まれます。
ひび割れの深刻度判定と対処法の選択
1:幅0.3mm以下のヘアークラック
髪の毛ほどの細いひび割れで、通常はすぐに補修する必要はありません。
しかし、放置すると大きくなる可能性があるため、定期的な点検が必要です。
塗料による補修や、次回の塗装時に合わせて補修するのが一般的です。
2:幅0.3mm以上のひび割れ
これは、建物の構造に影響を与える可能性のある深刻なひび割れです。
雨漏りの原因にもなりかねませんので、専門業者に点検・補修を依頼することを強くお勧めします。
早急な対応が求められます。
3:シーリング材のひび割れ
サイディングとサイディングの繋ぎ目にあるシーリング材がひび割れている場合、雨水の浸入を防ぐ機能が低下しています。
ひび割れが小さい場合はDIYで補修できますが、大きなひび割れや劣化が著しい場合は、専門業者に打ち替えを依頼しましょう。
DIYによる応急処置と注意点
1:必要な材料
サイディング用の補修材、ヘラ、マスキングテープ、プライマー(下塗り材)、サンドペーパーなどが必要です。
ホームセンターなどで容易に購入できます。
2:補修手順
まず、ひび割れ部分の汚れをきれいに落とします。
次に、マスキングテープで周囲を保護し、プライマーを塗布します。
その後、補修材を充填し、ヘラで平らに仕上げます。
完全に乾燥したら、サンドペーパーで研磨し、必要に応じて塗装します。
3:注意点
高所での作業は非常に危険です。
脚立を使用する際は、安全に十分配慮し、不安な場合は無理せず専門業者に依頼しましょう。
また、補修材の種類や使用方法を間違えると、かえって悪化させる可能性があります。
説明書をよく読んでから作業を行いましょう。
サイディング割れ補修の進め方と選択基準
保証や保険の活用方法
住宅の保証期間内であれば、保証が適用される可能性があります。
また、地震や台風などの自然災害が原因のひび割れであれば、地震保険が適用される可能性があります。
保険会社や保証会社に相談してみましょう。
適切なメンテナンスで住宅を守る
サイディングのひび割れは、早期発見、早期対応が大切です。
定期的な点検を行い、小さなひび割れを発見したら、すぐに適切な対処を行うことで、建物の寿命を延ばし、大きな修理費用を避けることができます。
まとめ
サイディングのひび割れは、放置すると雨漏りや建物の劣化につながるため、早めの対処が重要です。
小さなひび割れであればDIYで応急処置することも可能ですが、大きなひび割れや、高所にあるひび割れなどは、専門業者に依頼することをお勧めします。
定期的な点検と適切なメンテナンスによって、大切な住宅を守りましょう。
ひび割れを発見したら、まずはその大きさや深さを確認し、DIYで対応できる範囲なのか、専門業者に依頼する必要があるのかを判断することが重要です。
当社は、自社足場により中間コストを省き、低価格で高品質な施工を実現しております。
また、倉庫・工場・マンション・アパートなどの大規模修繕にも対応しております。
日立市周辺で外壁塗装や修繕でお困りの方はぜひ当社までご相談ください。